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フルーツバスケット23巻(最終巻)

ついに98年に連載が始まったフルーツバスケット、それから8年半が経ち23巻をもって完結しました!私は何時から読み始めたか覚えていないけど、結構初めの方か読んでいたと思う。

一週間遅れだけどずっと読み続けた作品なので最後に感想を書いておこうと思います。思いっきりネタバレがあると思うので未読かつ読む予定がある方は避けた方が良いかも・・・それと無駄に冗長な文章になっているので気になる人は無視して下さいませ。



さて最終巻、すべての呪いが解けて本家に全員集合からの開始。

紅葉と楽羅が良い味出しています、って言うかこの作品の中で最終的に一番不遇な扱いを受けているのがこの二人だと思う。二人にももっと素敵な結果を用意して上げれば良かったのに・・・

利津は相変わらずで楽しいです、着物姿の慊人に対して「まさか、私と同じ趣味に…っ」で大笑い!冷静な慊人の対応がまたよろしい。それにしても何時の間に利津と満さんの間に恋愛関係が生まれていたのか、そこが謎だ?

慊人と紫呉の関係はいまいちよく分からない、いや二人が分からないではなく紫呉が謎多すぎです。結局最後まで色々はぐらしたまま、性格が歪んだまま終わっているような気がする。慊人は憑き物が落ちてすっかり良い娘って感じ。

依鈴と潑春は色々あったけど、まぁそのまま突っ走れ!と言ったところかな?そのままボケと幸せを紡ぎだしてほしいものです(笑)

はとりは最後まで大人ですよね、繭と良い関係が作れそうな雰囲気で良いです。

紅野は呪い開放一番手と言う事もあって一度も変身シーンが出なかったですよね?(確か)何やかんやあったけどうおちゃんと上手くいっている感じ。

綾女と美音は最後まで大暴走で楽しい!結局由希御殿は一体どうなったのだろうか?(笑)それに最後の名(迷)言「大人は鬱陶しいほどの愛を込めて、ダンボールにカップメンだの靴下だのメイド服だの入れまくり、気持ちの代わりに届けるのさっ」がとっても良い!良いこと言っているのに凄く可笑しい。

杞紗と燈路はとにかく愛らしい!最初の頃の燈路のキャラはどうにも嫌だったけど、その後の成長は素晴らしい。そして杞紗ちゃんは最初から最後まで本当に可愛らしく、真っ直ぐで優しい素敵な存在でした。透くんとの掛け合いは最高に癒されました。

それに師匠…えっとはなちゃんがまかないさんとしてやって来たのだけど大丈夫なのか?(笑)何時の日かキョンがはなちゃんをお義母さんと呼ぶ日が来るのだろうか(苦笑)

由希に真知、この作品を通して一番成長したのがたぶんこの由希だと思う。最初の頃はてっきり由希が本田さんの本命では?とも思っていたけど、最後の方では真知と凄く良い関係を作れていましたね、少し意地悪な感じも出てきたし。それと最後の透くんとのお話も良かった。みんなを代表してお礼を述べる姿はこのフルバと言う作品を象徴しているのではないかと思う。ただお母さんはないだろう(苦笑)と言う気がしなくもないが…

そして大本命の透くんと夾。透くんは最初から最後まで変わりませんでしたね、当たり前の事だけど透くんがいないフルバはありえない、由希の所で書いたけど全ての幸せの基を作り上げた存在ですよね。何より夾にとっては何をおいても大事にしなければいけない存在となった最終話、素敵な関係だと思います。大人になった夾は由希とも良い関係を作れそうで、何時か後のエピソードが読みたいな!と思う。

最終話の最後の最後、いきなり二世代も後の話で締めくくるのはちょっと唐突過ぎると言うか、狙い過ぎて滑ったな~って感じるけど、素晴らしい大団円を迎えることが出来たと思う。もうフルバが続かないのはとっても寂しいけど、皆が幸せになれたその事に本当に「ありがとう!」と伝えたい。

・・・

と綺麗に纏めたいのだが最後に苦言。高屋先生曰くキャラの成長に合わせて外見も変化させたらしいのだけど、その試みは明らかに失敗だったと思う。過去にも書いたのだが成長と言うより間延びしたようにしか見えない・・・特に透くんと杞紗が間延びした時は最悪だった。この絵で次回作品が描かれない事を切に願います。

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コメント

「っぽい」はまだ終わらんというのに
とうとう終わってしまったのですね。
おわったのか・・・どこまで読んだかすら
覚えてないので
今度まとめてかしてね(笑

投稿: owa | 2007/03/27 00:18

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