ザ・コン閉店
ちょっとタイミングを外したかもしれないけど、秋葉原のザ・コンことLAOX THE COMPUTER館閉店のニュース。
ザ・コンは1990年開店だそうです。私がザ・コンで思い出すのまだ出来て間もない頃、今はもう手元に無いEPOSN PC-486GF5用の(当時しては)大容量!4MB増設メモリを買った記憶がある。確か回りの小さいPCショップより何故かザ・コンのショーケース内で見つけたそれが一番安く、少し自分の目を疑いながらもそれを購入した。
それ以降大きな買い物はしなかったと思うが、PC関連や技術書関連の書籍の購入や秋葉原に訪れたら取りあえず訪れる場所でもあった。
さて何時からだろうそんなザ・コンにもめったに行かなくなったのは?やはりヨドバシが出来てからか?いやそれ以前からか。元々メーカー製PCには興味がないからザ・コンで買い物し難かったし、また一時ザ・コン自体法人向けに力を入れた時があったな。その頃から段々行かなくなったのかな・・・
それでもザ・コンはパソコンの街、秋葉原の象徴的店舗だったと思う。さてこの旗艦店がなくなって秋葉原のパソコン事情は変わるのだろうか?ヨドバシは便利だがどうしてもあれが秋葉原の中心にはなり得ない、と言うかなって欲しくないと言う気持ちが多分にある。
私にとっての秋葉原は中学から高校にかけて電子パーツを買出しから始まり、高校時代は放送委員と言う立場上電子パーツの他にも放送設備やオーディオ関係にも手を出した。大学に入って初めてのパソコン、PC98互換機を今はなきステップ(「説明、展示、交換、解約、無料サービスをしない5つのNO!」を掲げる安売り店、今思うと凄い店だ)で購入してからは、PCの周辺機器のFDメディアのチェックや購入をし、社会人になってDOS/V機を購入してからはPCパーツやCD/DVDメディアのチェックがメインになった。その後はメッセサンオーやソフマップをうろついている内にそのままヲタク文化にどっぷりとつかるようになった。
こうして見るとこの20年、ほぼ私の趣味や行動は秋葉原と共にしてきた気もする(苦笑)そんな中にザ・コンと言うかLAOXは結構重要なポジションに位置づけられるのだが、最近は本当に縁が薄くなっている。
ザ・コン閉店と言う象徴的な出来事でふと懐古な気分になったが、これからどうなるのかな?訳の分からない一般化だけは避けて欲しいなぁと言うのが、古くから一緒に歩んだ者の気持ちです。
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