電車に乗り続ける
金曜日は珍しく横浜に出張でした。そして夜折角横浜まで行くのだからと友達に無理に声を掛けて夕飯を食べて、いざ茨城に帰ろうと乗った常磐線でその悲劇は起こった。
常磐線:快速電車、停電で停車 茨城・取手
深夜に電車が立ち往生、乗客2時間閉じこめ JR常磐線
・22時40分頃北千住松戸間で緊急停止、少しして松戸駅まで移動後運転見合わせ
(この時点では人身事故の為運転を見合わせていますとの放送、この時目の前のドアの外は駅長事務室だったので時々情報を仕入れようとした乗客が来るのだが、大抵が始めっから怒鳴りつけて騒ぎ立てるクレーマー親父みたいなのばかり・・・幾ら駅長を怒鳴りつけたって情報が増える訳でも電車が動くわけでもなかろうに、寧ろ我慢している他の乗客に対して非常に迷惑行為だった、JRに対する苦情や意見があるなら直接お客様センターとかに連絡すれば良いのに!)
・23時55分柏まで一駅だけ運転再開
(柏に着いたら取手藤代間で停電による車両故障が発生?との放送で再び運転見合わせ)
・1時40分我孫子まで再び一駅だけ運転再開
・2時20分取手まで二駅だけ運転再開
(ここら辺で座って寝るのも飽きたのでふらふらとホームを歩いて散歩最後尾まで歩いて車掌さんと色々話をして情報収集兼暇つぶし!どうも車掌さんにも詳しい状況がつかめていないみたい)
・2時50分輸送指令室から30分後に動けるとの無線連絡
(ずっと車掌さんと話しつつ輸送司令室からの一斉放送や各電車への指令等に聞き耳を立てていました(笑)どうやら事故は上り列車で起きたと言うことと、故障車両を取手駅に機関車で牽引する事が判明)
・3時一斉放送で4時運転再開連絡
(先の輸送司令室からの無線で30分後に動くと車内放送してしまった車掌さんがとっても落ち込んだ・・・そりゃそうだ、無線を信じて放送したのにそりゃ無いだろうって気持ちが良く分かる、つくづく現場の苦労は上には伝わらないものだろう、言葉を選びつつ現状報告を車内放送で流す車掌さんの姿は辛そうでした)
・3時20分車掌が全く連絡を受けていないのに駅ホームに間もなく電車が発車しますとの放送!
(思わず目の前にいる車掌さんと目を合わせて、そんな連絡入りましたか?と聞いたが車掌さんは大きく首を横に振る。それでも駅の放送では間もなく電車が発車しますと繰り返す。慌てて状況確認をしていた車掌さんもようやく電車が発車しますと説明、つくづく現場の人間には情報が伝わらないものらしい・・・)
・3時25分降りていたお客さんが戻って来たと言う事で出発→10mも動かずに緊急停止
(まさに出発のその瞬間取手止まりの下り電車が隣のホームに入線して来ていたのです、ところがこの情報が運転手には伝わっていなかったみたいで、電車が動き始めてしまったから緊急に電車を停止させたらしい)
・停車位置を戻してお客さんを収容しますとの連絡→電車の構造上バック出来ないので一部のドアと手動開放してお客を収容
(構造上バックできないってのは今一理解しがたいが、この収容作業におよそ15分程ゴタゴタしておりました!もう本当にグダグダです)
・結局3時33分ようやく出発!
(取手藤代間にあるデッドセクションを最徐行で通過、この電車も止まりそうで怖かった)
・結局到着はは4時過ぎ、およそ四時間半遅れで、常磐線に6時間程乗っていた事になる、ここで最終トラップ発動!!
確かに日付を跨いでいるからエラーになるのも分るが、常磐線しか走っていなくてこの時間に改札を通るのは全てトラブルの所為だと分っているのだから改札を開放してくれても良いのではないだろうか?有人改札でしっかり清算まで行っているから此処でも列が発生・・・料金取るのって詐欺じゃないですか?
・結局空はまだ暗いが鳥達は既に鳴き始めていて、家に着いたのは4時半過ぎ、と言うか5時前、始発の時間ですね。
いやもう本当に疲れましたよ。JRの復旧は本当に遅いと思いましたね、安全第一なのは分るのだが、もう少し柔軟かつ俊敏な対応で被害を最小限に抑えることが出来ないのだろうか?
実は土曜日の夜に池袋で食事する予定があったので寝て起きたら(一週間の疲れと出張の疲れ、それにトラブルまであった所為か爆睡してしまい寝坊してしまった)再び常磐線で上京、さらに終電で帰宅した。なんかず~っと常磐線に乗っている気がしたのは決して気のせいではないだろう。
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