« 気がつけば一週間・・・卵完食! | トップページ | アボカド難民 »

色々規制反対!

最近、ただ一方的に規制を行う為としか思えない危険な法律が色々話題に上っている(一部少し古い話題もあるがそれはそれとして)

今一番ホットななのは人権擁護法案だろう。それに児童ポルノ法における単純所持規制とそれから派生している漫画・アニメ・ゲーム表現規制法。その他ダウンロード違法化著作権法の非親告化、さらには外国人参政権(実質半島人に対する地方参政権付与)等々

問題点については各リンク先にこれでもか!って位沢山書いてありますのでそちらを参照して下さい。

そして私はこれらの法案全てに反対します。理由は簡単、これらは全て先ず規制ありき話を進めている事、それにひたすら既得権益や権力者、それにお役人様や半島人の権利を守り、各種都合の悪い事を封じ込め、あらとあらゆる拡大解釈により、どんな人でも逮捕出来るようにする事が出来る点です。

この様な主張をすると「警察は暇ではない」や「(既得)権利を守るには必要だ」などと言う自分には関係ないよ!的な意見を時々耳にしますが、はっきり言って認識が甘いと思います。

確かに警察も検察も暇ではありません。だからこそ自分達が捕まえたいと思った相手にはあらとあらゆる手段を用いて逮捕送検しようとします。これは最近明らかになっている数々の冤罪事件を見れは誰でも理解できるでしょう。彼らは法律を恣意的に運用するプロフェッショナルです、彼らは自らの保身と権力者を守る事を優先します、その後でなら、手が空けば一般人も守ってくれる筈ですが・・・

そして権力者にとって都合の悪い人間を非常に簡単にかつ恣意的に社会的に抹殺できるシステムが出来上がります。今の日本ではどんな罪状でも逮捕さえされればもうそこで人生お終いです。特に普通に生活している一般人であればあるほどその傾向は強いです。逆に政治家や有名人、金持ちなら多少の悪名は幾らでもカバー出来ますね。逮捕された時点で犯人として報道される現状は、一体推定無罪って言葉は何処の世界の話だろうかって状況ですし・・・

この手の規制法案に対する明確な問題点を示すのが有名なマルチン・ニーメラーのナチスの迫害に対する言葉だと思います。


ナチの連中が共産主義者達を連れて行った時、私は黙っていた、
私は共産主義者ではなかったから。

彼らが社会民主主義者達を拘留した時、私は黙っていた、
私は社会民主主義ではなかったから。

彼らが労働組合員達を連れて行った時、私は黙っていた、
私は労働組合員ではなかったから。

彼らがユダヤ人達を連れて行った時、私は黙っていた、
私はユダヤ人などではなかったから。

そして、彼らが私を連れ去った時、私のために抗議してくれる者は、
誰一人残っていなかった。


確かにこれらの法律は一般受けする様な名前(如何にも自分を守ってくれそうな名前)を冠していますが、その中身は正反対。とにかく先ずは法律を作りさえすればあとはひたすらその規制を強めるだけ。一度決まった法案は先ずなくならないでしょう。

ガソリン税の租特法を見れば一目瞭然!”暫定的”と付いているこの法律ですら既に30年も延長されている。まぁ税法と一緒にするなと言われればその通りだが。とにかく覆水盆に返らずである。

簡単に規制に賛成する人達には決して自分には関係ないとは思わないで欲しい。気がつかないうちに自分に影響する可能性は幾らだってあるのです。また各種権利や人権などは現行法でもしっかり運用されれば、それこそ一般人には問題なく対処できるものがある筈です。

規制を作るのではなく、先ずは現状の法律や運用を見直し、何が新たに必要なのかをしっかり吟味する事が重要だと思います。先ず規制法案ありきの姿勢はまず道路ありきの国交省とそっくりです。

これらの法案は他人事ではありません、誰にでも襲い掛かる可能性を秘めた由々しき問題なのです、安易に賛成するのと同じ位、無関心と言うのも危険な選択だと思います。上記のマルチン・ニーメラーの言葉で言うなら、共産主義者が連れて行きそうだという時点で反対しないと手遅れになる。

|

« 気がつけば一週間・・・卵完食! | トップページ | アボカド難民 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 色々規制反対!:

« 気がつけば一週間・・・卵完食! | トップページ | アボカド難民 »