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そうだ、旧東海道を走ろう(後編二日目)

何とか今年中に書こうと慌てて連投です・・・だからもう少し(ry

二日目も朝から良い天気で峠越え日和(?)です。

桑名を出ると伊勢両国常夜燈を通過、町屋橋を渡って員弁川を越えて行きます。川を越えると直ぐに田舎道になります。

長閑な風景を見つつ順調に進む。

四日市内に入って中心部に入ると街道がアーケードになりました。
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しばし街中を走っていましたが、また直ぐに田舎道に。四日市宿を過ぎて石薬師宿に入る前、国道は丘を切り開いた道を緩やかに登っていきますが、旧街道はいきなり半端ない急坂(杖衝坂)に突入!
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いやもう本当にいきなり心臓破りの坂で体力を奪われます。
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へろへろ石薬師宿を通過し庄野宿に入ると庄野宿資料館を発見、まだ時間に余裕はあったので見学をする事にした。自転車をとめようとすると敷地内に先客の自転車が二台、このツーリングで初めて同じ様な東海道めぐりをしていると思われる自転車のりに会いました。

中に入ると案内のおばさんがいて丁寧に色々説明してくれます。この資料館は旧小林家と言う油問屋を利用した施設で中々良い雰囲気でした。色々展示してる中で興味深かったのが高札。

旧街道を走っているとやたらと目にする高札場。宿場のシンボルとして分かり易い所為かよく復元されています。でこの資料館の中に江戸時代の本物が飾られていたのですが、まるで浮き彫りの様に文字が書かれています。

浮き彫りなんて技を態々使ったのかと思いきや元々ただの墨書だとの事。墨に含まれる膠が防腐剤の役割をして長年の風雨に晒された結果、周りの木だけが削られて浮き彫りの様になったらしいです。

少し賢くなった所で先に進みます。この三連休は秋祭りのピークだったようで彼方此方でお祭りを見かけました。庄野宿の中も立派な飾りが街道を飾っていました。
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立ち止まって写真を撮っていたらひとつ先の飾りの下に座っていた地元のおばさん達に「写真撮るならこっちにしなさい~」なんていきなり声を掛けられる。
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言われるがままに進むと確かに立派な飾りがありました。曰く「この町内の飾りが一番立派なんだから!」と。どうやら町毎に飾り付けを行っているみたいで、このおばさん達の自慢の一品だったみたいです。このやり取りが旧街道ツーリングで唯一の地元住民との交流・・・やっぱり自転車で走り抜けちゃうと街道歩きとはちょっと違いますね。
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直ぐ先の神社もお祭りムード
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ちょっと先では装束を着た子供達も歩いています。
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凄く伝統がありそうで雰囲気があります。きょろきょろ走っているといい感じの時間になってきたのでちょっと先を急ぎます。

亀山宿を通る頃には11時過ぎになっていました。さてこの日のお昼は去年DQNの群れに阻まれたB級グルメのお店、亀八食堂。国道沿いなので旧街道からはちょっと寄り道。
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前情報にあった通り店内の床は油で滑りやすく、ビンディングシューズだとちょっとした恐怖でした。
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注文したのは豚肉だったかホルモンだったか・・・忘れた(苦笑)とうどん玉、もれなく野菜がつきますw

味噌味が実に中京圏らしいです。見た目も味も非常にB級感が溢れていて、ツーリング中の昼食としては申し分ありませんww

お腹いっぱいになって外に出たら既に待ち列が出来ていました。混む前に入れて良かった!
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先に進むと関宿に入ります。ここは旧東海道の中で一番往時の街並みを綺麗に残しています。とても雰囲気が良く思わずゆっくり走りますが、それでも勿体無い気がする宿場でした。
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宿として営業中
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西の追分には無料の休憩所

街並みを抜けるといよいよ鈴鹿峠に向かう道になりますが、その前に坂下宿を通過。この坂下宿は半端なく寂れていました。それまでにもあっという間に殆ど何も見ないで通過してしまう宿場もありましたが、ここは普通の住宅すら殆どなく、ただ畑と空き地があるのみといった風情。

あまりの寂れっぷりにお昼を過ぎたばかりだというのに何か薄ら寒い感覚すら感じつつ早々に走り抜ける

ここからが本当の鈴鹿越え。徐々に標高が上がり片山神社に入るところから道幅も狭まり、路面も怪しくなり、一気に勾配がきつくなります。途中で街道歩きと思しき人とすれ違ったのだが、何か不思議そうな目で見られましたww

片山神社到着で私の脚は完全に売切れ、息も切れ切れで手水の前で休憩。と休んでいたら後ろから4人組の街道歩きの人達が追い越して山道を上り始めました。直ぐ後ろを自転車押して上るのは何か何かだったので、見えなくなってから上り始めます。
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ここからは完全に山道でどうやっても乗っては上れないので、押し歩きで上り、時々階段状になるのでその都度担いで超えて行きます。
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最高に歩き難い石畳再び・・・
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国道の下を潜った先は立派な階段・・・orz

自転車かついでえんやこらと上がります。国道を横切り、公園のような平地を横断して再び山道。
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しばらく上ると平らな林に到着!鈴鹿峠です!って予想よりあっけなく到着。
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折角なので自転車を置いてちょっと寄り道で鏡岩を見に行ってみる。前情報通りどう見ても鏡の様だったとは思えない大岩がありました。そしてこれまた前情報通りとても素晴らしい景色が広がっていました!ただ高所恐怖症の身には同時に恐怖感も同様に味わえるちょっと怖い場所です・・・

景色を堪能した後、再び自転車を押して先に進むと峠から数百メートルで舗装された道路が・・・あれっ?こっち側って峠の直ぐそばまで普通の道なの?峠を挟んでえらく道が違いますね。
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という訳で、万人講常夜燈を通過した後ここからはゆるゆると続く気持ちのいい下り道を一気に下って行きます。止まるのが勿体無いから途中に何があるかなんて気にせず進むww

だいぶ下ったところで去年も休憩した道の駅に到着。ここから土山宿で中々にいい雰囲気の街並みでした。そうして更に調子よく水口宿を通過。
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途中で天井川を二つくぐり抜けます。確か遥か昔、小学校の頃に社会の授業で聞いたような記憶がある天井川、実際に見るとなんとも不思議な光景です。屋根より高い川ってww
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上に上れたので上がってみると水は流れていませんでした、残念。しかし川より下に屋根が見える風景と言うのは・・・
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天井川二つ目
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こちらは水が枯れているとか言うレベルではなく荒地のようになっていました。

ここからはもうラストスパート、どんどん先に進みます。石部宿を越えて段々と風景が都市部のそれに変わってきていよいよ草津宿。

ここで大体4時だったのでこれなら時間にも余裕があるし草津津宿本陣に立ち寄ろうと思っていたのですが・・・いくら走っても草津宿らしい史跡やら案内が見つからない。おかしいおかしいと思いつつ進んでいくと明らかに草津宿を通過したとしか思えない地名を見かけて愕然とした。

今思い返してもどうしてこうなったのか全くの謎なんだが、とにかく草津宿に関するものは一切見つからずに通過する破目になった。結構楽しみにしていたので可愛さ余って憎さ百倍、草津に対して呪詛の言葉を吐きつつ今夜の宿泊先を目指す。

瀬田川を超えた所で旧街道から外れ石山寺を目指し、向かったのは月乃家山荘

前日の桑名とは違い、この日は三連休の初日という訳で京都市内や大津の宿はほぼ全滅、ぎりぎりでこの宿が空いていました。一人旅でこのレベルはちょっと贅沢だと思ったのですが、ほかに選択肢はないし少しぐらい良いだろうという事で決定。
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美味しい食事と鉱泉にゆったりとつかりゆったりツーリングの良さを満喫。

この日の走行距離大体100km超、いよいよ翌日は京都です。

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