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ぐるっと北海道旅行 6日目

6日目、日本最北端の駐車場で迎えたは朝は相変わらずの曇天でした。

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道路を挟んで何件かのお店とその向こうが高台になっています。

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高台に上がって全体を見下ろすとこんな風景が広がっています。

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そしてその高台から続くのが宗谷丘陵

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この写真じゃ分かり難いけど、氷河期に形成されたという独特な丘陵地帯の素晴らしい風景が広がっています。曇天の所為で今一でしたが、それでも十分雄大な時間の流れを感じられる風景でしたので、天気が良ければ本当に素晴らしい感動が得られるのでしょうね。またこの雄大な時間を感じる自然の中にある沢山の風力発電所が何故か凄くあっているのでした。

宗谷岬に行ったなら是非此処は走るべき場所だと思います。

宗谷岬を後にしオホーツクラインを南下します。

海岸沿いだったり、湿原の中を走りぬける道路、直線区間が多く起伏も少ない良い意味で景色の変化が少なく、とても気持ちよくゆったりと走れる道です。前にも書いたけど愛車フリードスパイクはスピードを出す気になれない(出したくない)車なので、前日のオロロンラインと同じ様に淡々とのんびり走り続けました。

これで青空が広がっていたのなら本当に気持ちが良いのだろうな・・・

3時間ほど走り続けて興部に辿り着いたら、ちょっと右折してノースプレインファームへ。朝ごはんを食べずにいたので早めの昼食を取る。

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肉の旨みをたっぷり感じられるハンバーグを食べ、食後に牧場ならではのソフトクリームを頂いてお腹いっぱい!

再びオホーツクラインを進みます。

途中サロマ湖があったので寄り道観光しようかと思ったのだけど、湖を一望出来る展望台は幌岩山の山頂にあり、砂利道の林道を登っていかないと行けないと言う場所で、見上げた先はどう見ても雲の中な感じで行くの断念。

3時過ぎに網走到着。網走と言えば刑務所だよな?と言う単純な思い込みにより向かったのは博物館 網走監獄

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だけど見学を終えた時に感じたのは"止めておけばよかった"と・・・

いや博物館としては立派だったし、内容もしっかりしていましたよ。ただ今回の北海道旅行に際して事前に色々ネットで調べていた時に、北海道の開拓史なんかの話も色々見つけて、その中に開拓黒歴史とも言うべきタコ部屋労働関連の情報もあって。痛いの怖いの大嫌いなのに無駄に薀蓄を集める事が大好きなので、ついつい色々調べてしまい気持ち悪くなった事を思い出してしまった。

修学旅行か何かの学生達が無邪気にはしゃぎながら見学していたけど、お土産物屋で刑務所ネタな商品が沢山売られていたけどそれで良いのか?なんて余計な事まで考えたりしてひたすら負の感情に押しつぶされそうな気持ちになった。

すぐ近くにあったオホーツク流氷館にしておけば良かったとしみじみ後悔。

夕暮れ迫る中暗鬱とした気持ちを振り払いつつ、三日ぶりの宿を取った屈斜路湖へ向かった。

途中東藻琴で給油したのだが、その際叩き出した燃費が素晴らしい値でした。

前回給油したのが前々日の旭川で、既に書いてある通りオロロンラインとオホーツクラインをひたすら淡々とかつのんびり走り続けた結果、走行距離652kmで給油量31.0ℓの21.0km/lというもの。

短距離の走行なら交通状況次第では20km/l以上の数値を出せる事はあるだろうけど、普通に旅行しながら650kmも走ってこの21.0km/lと言うのは流石は北海道!と言うべきしかないですね。これを超える値はまずありえないだろうな~

閑話休題

三日ぶりの宿となったのは屈斜路湖半にある仁伏温泉 屈斜路湖荘

宿について先ず温泉。単純泉なので特徴はあまりなかったと思うけど、落ち着いた良いお湯でした。

風呂から上がって食堂に向かうと一人分が配膳されたテーブルが4つ・・・流石ライダーに人気の宿とか言われるだけある。平日とは言え一人客で4組のみの宿泊とか始めての体験!独り旅に優しい宿でしたww

料理は普通に美味しかったと思うがあまり記憶に残っていない(苦笑)

夕食を食べ終えて外を見るとまだうっすら明るかったのでそれならばと、外に出て車に乗って屈斜路湖に来たなら是非行ってみたいと思っていたコタン温泉へ向かった。

温泉に到着した時間はぎりぎり風景が見られる位の明るさがあり、湯船からシームレスで広がる素晴らしい景色が広がっていました。早速服を脱いで湯に浸かると先客が二人。

どうやら一人はこの温泉の管理をしている人でもう一人がライダーさんっぽい。

そしてその管理人と思われる人が延々ライダーさんに薀蓄やら説教やらかましていた。はっきり言って私は関わりたくなかったのでひたすら湯に浸かる事に専念していたのだが、どうしても耳に入ってくる管理人さんの話しの内容がどうにも気持ち悪い。

確かにこの温泉を綺麗に維持管理し、無料で開放している活動に関しては感謝し、尊敬も出来るけど。今時の人間関係は駄目だのネット社会は悪だの、自分達が正しく若者が駄目だと言う典型的老害若しくは文明批判の様な一方的に押し付けてくる高説は聞いていて反吐が出そうになった。ライダーのお兄さんはとても人が良い感じでひたすら相槌を打っていて良く耐えていたよ。

温泉は湯、景色共に素晴らしく今まで行った中でも最高レベルだったけど、その辺がとてもモヤモヤして残念だった。

六日目走行距離 : 405km

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