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2013年8月の4件の記事

近況報告2013年8月分

先月に引き続き6月に行った北海道旅行記を未だにダラダラと書いております。なのに今日で8月も終わるので何時もの近況報告を書いておこうかと・・・

順調に引き篭もり人生を謳歌しております。

連日の猛暑は流石に堪えます。それなのに無駄にエアコン使わないようにしていたら夏バテ気味になったりしました(苦笑) そりゃね、今まで平日は暑くなる前に会社に行って、エアコンの効いたオフィス、もしくは花粉すらなくなるクリーンルームに居た訳なので、このくそ暑い夏を扇風機のみで過ごそうとしたなら体調も怪しくなるものです。

相変わらず基本的に引き篭もっていますが、恒例行事の戸田橋花火大会に今年も行ってきました。何時も何時も場所取りをしてくれる友人には感謝ですね。そして打ち上げ場所が近すぎて見上げる首が痛くなるのも例年通りww

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それと久しぶりに夏コミ三日間フル参戦しました。

いや三日間暑かったですね~あんなに車椅子で搬送される沢山の人達を見たのは初めてでした。温度そのものも高かったけど陽射しがまた酷かったですね。あの極悪な日差しの中、外の一般入場待機列に早朝から並んで一日乗り切った人達は勇者ですよ!(徹夜した奴らは屑)


さて先月に書いたけど夏も終わる訳で、そろそろ焦らないといけない状況になりつつあります。資格も経験もない奴が何贅沢言ってるんだ、と言われそうですが、本当に色々厳しいですね。何とか良い報告が出来るようになっていたいものです・・・

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ぐるっと北海道旅行 8日目

いよいよ北海道滞在の最終日です。8時過ぎに行動開始して向かったのは釧路市湿原展望台。

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この展望台から木道散策が出来ます。ただ入り口にやたら熊出没注意!な看板があり、まだ朝も早く周りに他の観光客も居なかったから、独り旅の身としては少し嫌な感じ。でも良く見ると情報がやたら古い・・・注意喚起も大事だけど、ある程度情報は精度良く発信してもらいたいものだ。

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さて少し進むと木道から離れて湿原の遊歩道に向かう途中、旧石器時代から縄文・続縄文時代を経て擦文時代に至る重複遺跡とされる北斗遺跡の復元住居があります。

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恥ずかしながら此処に来るまで、アイヌ文化の前身と言われる擦文文化と言う存在を知りませんでした。もう少し先に進むと史跡北斗遺跡展示館があるのですが、そっちに行くと遠回りで時間が掛かりそうだったので、かなり悩んだけど今回はパスする事に。

さて遊歩道に出るとえらくまっすぐな道でした。とっても人工的な道なのに凄く荒れていると言うか、草に埋れてしまいそうな感じがする不思議な遊歩道。そしてこれまた事前の情報収集不足でしたがこの遊歩道は、昭和43年に廃線となった鶴居村営軌道の線路跡を利用して作られた道だったのですね。なる程道理で真っ直ぐな訳です。

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この遊歩道を歩いている途中にタンチョウと思われる鳥が飛んでいくのが見えました。残念ながら写真を撮る余裕はなかったのですが、中々良い経験が出来ました。遊歩道を離れて再び木道に戻って階段を上りサテライト展望台から湿原を一望。

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色々見ながら歩いた所為か、1時間半近く掛かって一周してきました。最後に折角だからと展望台内にある資料館?にお金を払って入ったのだけど・・・何ともしょぼい展示しかなくてがっかり。これでお金取るのは詐欺じゃなかろうか?これが湿原保護に役立つ筈と思えば何とか・・・

さて折角釧路湿原まで来たのから、よく写真などで見かける湿原を蛇行して流れる川が見たいと思って細岡展望台へ向かいます。

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釧路川が蛇行している姿が綺麗に見えます。ちょうどこの展望台の下にくしろ湿原ノロッコ号が走る釧網本線があるんですね。凄い所に線路を通したものです、時間に余裕があったら列車で観光したかった。

さてここに来るまでに近辺の観光ガイドを見ながら来たのですが、前日くらいから凄く気になっていたのが、阿寒湖畔にあるアイヌコタンの文字。そして先ほど見た北斗遺跡で擦文文化とか始めて知ったので、どうしても行って見たくなり、当初予定ではこの後十勝に向かう予定だったのを、阿寒湖経由で行く事に変更。で阿寒湖に行くんだったら途中にある、非常に行き難いコッタロ湿原展望台に寄り道しようと決定。

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途中の道は砂利道でもうもうと土埃を上げて進みます。そして初日の函館以来一週間ぶりに青空が見えてきました。隣に流れる川が見えたり隠れたりと中々に趣のある風景の中を走り続けると展望台下に到着。展望台に続く階段はかなり急で結構難儀したけど、その甲斐がある風景が眼前に広がります。

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本当に手付かずの自然が広がっていて、とにかく素晴らしい!!

しばし絶景を堪能した後に阿寒湖に向けて出発。結局前日の泊まった道の駅からほぼ釧路湿原を一周した感じになりました(苦笑)そして一時間ちょっとで目的地阿寒湖アイヌコタンに到着しました。

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とても雰囲気あるコタンでワクワクして中に入ったのですが・・・

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あれっ?お土産屋さんばかり??

はい、またまた事前情報不足でした。てっきり資料館か博物館的な物があると思い込んでいたのですが、残念ながらそういう施設はなく、そのかわりと言って良いのか専用の劇場が作られていました。ただタイミングが悪く始まったばかり&それを見ていたら時間が足りないと言う事でお店を回って雰囲気を味わって終了とします。

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ただ立ち寄ったこちらのお店では、アイヌ衣装を着させてくれたり、ムックリを買ったらその鳴らし方まで教えてくれたりと、普通のお土産屋さん以上に色々楽しませてくれました。

そして此処まで来たのだからと阿寒湖も見学しようと湖畔の駐車場に車を停めたら、直ぐ隣に阿寒湖畔エコミュージアムセンターがありました。そんなに広くないスペースに色々展示してあり、釧路湿原と違い無料!でもこちらの方が見所が沢山ありました。時間がないと言うのに相変わらずの雑学好きの性で展示物を片っ端に見て行きます。ここでもアイヌの文化と自然との関わり等が紹介されていたので中々為になりました。

展示物を見終わってようやく阿寒湖とご対面!の前にボッケとご対面!!

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アイヌ語で「煮立つ」という意味らしい泥火山の噴出が見られます。当たりにはお馴染みの硫黄臭がかなり強いです。そしてその直ぐ脇に阿寒湖が広がっているのですが、その湖岸にも温泉が湧き出ていて湖だけどこの辺りでは水ではなくお湯でした。

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予定外でしたが阿寒湖は来て良かったと思いましたが時間は既に3時前、予定より大分押してしまいました。急いで帯広に向かいます。途中山越えでは夕立的な雨に降られてどうなるかと思ったけど、帯広に着く頃には止んでくれて一安心。

さて帯広と言えば!

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ばんえい競馬!!

いやそれだけじゃないだろうけど、アイマスクラスタに属する身としては一度は訪れるべき土地ですww

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5時頃に到着したけど、当日はナイター開催なので大体レース中番。しかし予想通りとは言えこのスタンドの閑散っぷりは悲しいものがありますね。まぁ今はどの公営ギャンブルも程度の差はあれ同じ問題を抱えているのでしょうが・・・

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なんて偉そうな事言いましたが、これが私の人生初馬券!と言うか初投票券 (公営競技)!記念すべき初馬券は何も考えずに買った記念馬券で、定番の765に876それにやよいです。

まぁ当たる訳もないですが、中の馬券売り場には初心者の為の説明コーナーとか買い方マニュアルとか置いてあって、いろいろ頑張っているのが良く分かりました。周りを見てると結構若い人で初心者っぽい人がそれなりにいました。ギャンブルではあるけれど北海道開拓につらなる文化だと思うからこれからも頑張って欲しいですね。

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スタート直前の風景

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第2障害を越えていくばん馬と騎手。

客が馬と一緒に歩いて移動出来るのが楽しいです。知識としては知っていたけど目の前で見ると迫力が違いますね!

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次のレースのパドック。ばん馬は本当に大きいですよね~

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場内の彼方此方に銀の匙のアニメポスターが貼ってありました。アイマスよりも遥かに人気の高い漫画ですので、少しでも広まると良いですね。

3レースほど遊んで競馬場を出ました。この秋にアイマス個人協賛まつりが行われる可能性があるらしいのだが、参加出来たら良いな~

さて折角帯広に来たのだから豚丼を食べねばと言う訳で、車で行き易い店を見つけて行ったのだが・・・客が誰も居ない・・・土曜日の7時前だよ??

不味くは無いが特徴もない、味噌汁が別料金ってのも理解し難い、そして何より誰も居ないというのはそれだけで不味くなるね。失敗した~と後悔しながら帯広を後にしました。

後は何もない襟裳岬を含む日高地方は丸ごとすっ飛ばして、カーフェリーのさんふらわあに乗るべく苫小牧に向かいます。

深夜1時45分に出航するだいせつに乗船して今回の北海道旅行も終了。後は大洗からちょいちょいと帰るだけ。


八日目走行距離 : 493km

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ぐるっと北海道旅行 7日目

7日目は宿の温泉につかり、朝食をしっかり食べて8時半位に行動開始!

当初予定では表側から摩周湖見学して根室方面に向かうつもりでしたが、宿のおじさんに今日の天気なら摩周湖は絶望的だから折角なら神の子池を見てきた方が良いよ。とアドバイス頂いたので裏周りで行く事にした。

30分ちょっとで神の子池に到着。

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評判どおりの美しい池でした。決して大きくない池でしたが、そこから流れ出る小川は一日12,000tもの大量の湧水もなっとく出来る清流でした。この清浄感は暑い時期にきたらさぞ癒されるでしょうね。

最近観光地化された様でまだまだその神秘性を秘めている感じでしたが、更に観光地化が進むと残念な感じになってしまうのかな?

神の子池を後にして向かったのは裏摩周展望台。

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はい展望台で既に霧に包まれています(苦笑)

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勿論湖なんてあるのかすら分かりません!霧の摩周湖とかそう言うレベルじゃないですww

早々に車に戻り、次に向かうは中標津、ツーリングライダー達の聖地とも言われる開陽台です。

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はい、ここも素晴らしい曇天で地球が丸いどころか、周りに何があるのかすらよく分かりません。仕方ないから展望台内にあるお店でお土産と美味しいジェラートを頂きます。

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展望台に連なる町道北19号道路、通称ミルクロードはかろうじてその雰囲気を味わえました。

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そこから向かったのは、離島を除けば日本の本土最東端となる納沙布岬!

に行く途中に根室で昼食。根室と言えばエスカロップ?と言う事で頂いたのですが・・・

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不味くはないです、美味しいのか?と聞かれれば美味しいと答えるけど、何かくどい。当たり前だけど今風の料理ではないですね。まぁ一度食べたらそれで十分でした。

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さて納沙布岬がある根室半島は想像していた風景とは違い非常に平らでした。すぐ隣にある知床半島が自然遺産にも指定される山々と原生林に覆われているので同じ様なイメージを持っていたのだけど、完全に思い込みでした。なだらかな丘陵が広がり狭い半島なのにとっても雄大な風景を堪能できます。

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納沙布岬の直ぐ隣には北方館 望郷の家があり、北方領土について色々展示されています。分っていたけど改めて、つくづくロシアと言うかソ連は屑だなと・・・

ここからのんびりと釧路に向かうのですが、途中厚岸の道の駅で休憩。厚岸と言えば牡蠣!と言う事で牡蠣を食べたかったのだけど、時間が4時前と非常に中途半端な時間だったので断念。

釧路で適当に海鮮BBQのお店で夕食を取り、本日の車中泊地道の駅 阿寒丹頂の里に向かいます。そして本日の温泉は道の駅のお向かいにある丹頂の里温泉 赤いベレー

七日目走行距離 : 412km

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ぐるっと北海道旅行 6日目

6日目、日本最北端の駐車場で迎えたは朝は相変わらずの曇天でした。

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道路を挟んで何件かのお店とその向こうが高台になっています。

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高台に上がって全体を見下ろすとこんな風景が広がっています。

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そしてその高台から続くのが宗谷丘陵

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この写真じゃ分かり難いけど、氷河期に形成されたという独特な丘陵地帯の素晴らしい風景が広がっています。曇天の所為で今一でしたが、それでも十分雄大な時間の流れを感じられる風景でしたので、天気が良ければ本当に素晴らしい感動が得られるのでしょうね。またこの雄大な時間を感じる自然の中にある沢山の風力発電所が何故か凄くあっているのでした。

宗谷岬に行ったなら是非此処は走るべき場所だと思います。

宗谷岬を後にしオホーツクラインを南下します。

海岸沿いだったり、湿原の中を走りぬける道路、直線区間が多く起伏も少ない良い意味で景色の変化が少なく、とても気持ちよくゆったりと走れる道です。前にも書いたけど愛車フリードスパイクはスピードを出す気になれない(出したくない)車なので、前日のオロロンラインと同じ様に淡々とのんびり走り続けました。

これで青空が広がっていたのなら本当に気持ちが良いのだろうな・・・

3時間ほど走り続けて興部に辿り着いたら、ちょっと右折してノースプレインファームへ。朝ごはんを食べずにいたので早めの昼食を取る。

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肉の旨みをたっぷり感じられるハンバーグを食べ、食後に牧場ならではのソフトクリームを頂いてお腹いっぱい!

再びオホーツクラインを進みます。

途中サロマ湖があったので寄り道観光しようかと思ったのだけど、湖を一望出来る展望台は幌岩山の山頂にあり、砂利道の林道を登っていかないと行けないと言う場所で、見上げた先はどう見ても雲の中な感じで行くの断念。

3時過ぎに網走到着。網走と言えば刑務所だよな?と言う単純な思い込みにより向かったのは博物館 網走監獄

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だけど見学を終えた時に感じたのは"止めておけばよかった"と・・・

いや博物館としては立派だったし、内容もしっかりしていましたよ。ただ今回の北海道旅行に際して事前に色々ネットで調べていた時に、北海道の開拓史なんかの話も色々見つけて、その中に開拓黒歴史とも言うべきタコ部屋労働関連の情報もあって。痛いの怖いの大嫌いなのに無駄に薀蓄を集める事が大好きなので、ついつい色々調べてしまい気持ち悪くなった事を思い出してしまった。

修学旅行か何かの学生達が無邪気にはしゃぎながら見学していたけど、お土産物屋で刑務所ネタな商品が沢山売られていたけどそれで良いのか?なんて余計な事まで考えたりしてひたすら負の感情に押しつぶされそうな気持ちになった。

すぐ近くにあったオホーツク流氷館にしておけば良かったとしみじみ後悔。

夕暮れ迫る中暗鬱とした気持ちを振り払いつつ、三日ぶりの宿を取った屈斜路湖へ向かった。

途中東藻琴で給油したのだが、その際叩き出した燃費が素晴らしい値でした。

前回給油したのが前々日の旭川で、既に書いてある通りオロロンラインとオホーツクラインをひたすら淡々とかつのんびり走り続けた結果、走行距離652kmで給油量31.0ℓの21.0km/lというもの。

短距離の走行なら交通状況次第では20km/l以上の数値を出せる事はあるだろうけど、普通に旅行しながら650kmも走ってこの21.0km/lと言うのは流石は北海道!と言うべきしかないですね。これを超える値はまずありえないだろうな~

閑話休題

三日ぶりの宿となったのは屈斜路湖半にある仁伏温泉 屈斜路湖荘

宿について先ず温泉。単純泉なので特徴はあまりなかったと思うけど、落ち着いた良いお湯でした。

風呂から上がって食堂に向かうと一人分が配膳されたテーブルが4つ・・・流石ライダーに人気の宿とか言われるだけある。平日とは言え一人客で4組のみの宿泊とか始めての体験!独り旅に優しい宿でしたww

料理は普通に美味しかったと思うがあまり記憶に残っていない(苦笑)

夕食を食べ終えて外を見るとまだうっすら明るかったのでそれならばと、外に出て車に乗って屈斜路湖に来たなら是非行ってみたいと思っていたコタン温泉へ向かった。

温泉に到着した時間はぎりぎり風景が見られる位の明るさがあり、湯船からシームレスで広がる素晴らしい景色が広がっていました。早速服を脱いで湯に浸かると先客が二人。

どうやら一人はこの温泉の管理をしている人でもう一人がライダーさんっぽい。

そしてその管理人と思われる人が延々ライダーさんに薀蓄やら説教やらかましていた。はっきり言って私は関わりたくなかったのでひたすら湯に浸かる事に専念していたのだが、どうしても耳に入ってくる管理人さんの話しの内容がどうにも気持ち悪い。

確かにこの温泉を綺麗に維持管理し、無料で開放している活動に関しては感謝し、尊敬も出来るけど。今時の人間関係は駄目だのネット社会は悪だの、自分達が正しく若者が駄目だと言う典型的老害若しくは文明批判の様な一方的に押し付けてくる高説は聞いていて反吐が出そうになった。ライダーのお兄さんはとても人が良い感じでひたすら相槌を打っていて良く耐えていたよ。

温泉は湯、景色共に素晴らしく今まで行った中でも最高レベルだったけど、その辺がとてもモヤモヤして残念だった。

六日目走行距離 : 405km

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