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劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」の感想 (長文注意)

久しぶりに生存報告以外のネタでも書こうかと思う。

書くネタは表題にある通り、1/25より公開されている、劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」の感想・・・

映画館へ足を運ぶのも十年振りくらいだし、そもそも映画館で映画なんて生まれてこのかた10回も見たことが無いのに、今回は同じ映画を既に二回見たと言う信じられない状況です(苦笑)まぁ、多々買いの所為とか特典の所為な訳ですが・・・

さて先ずこの映画ですが、一回目と二回目で評価が大きく変わりました。点数で言うなら一回目はファンとして大好きな作品の期待して待っていた映画化と言う上げ底評価で70点のギリギリ合格ライン、二回目は先の展開を気にせず見た結果、細かい所まで色々ネタが仕込んであり、二回目でも楽しく視聴出来た良作品で80点。平均したら75点?(平均したら意味ないかもだけどww)

なんでこんなにも評価が変わるのかと言えば、ストーリーを追っかける事に追われる一回目の視聴では、作品の悪い点がやたら目に付きました。しかし既に先の内容が分っている二回目では、ストーリーに囚われず映像をじっくり見る事が出来て良い点がいっぱい見つかったからです。ただしストーリーは安定の茶番です。


この先ネタバレを含みます。


先ず出だし、いきなりの劇中劇「眠り姫」は今回の映画の中で一番クオリティーが高いのでは?と思える素晴らしい出来(苦笑)相変わらずの予告だけでほぼ本編全てを表しているけど、とにかくネタの練り込みから映像まで全てが素晴らしい!この勢いで作品が作られるなら名作間違い無しです。

で「生っすか!? Revolution」に画面が戻ってからはTVアニメ以後のアイドル達の色々な活躍と活動風景等で、この辺は非常に安定した内容で見ているだけで楽しい!そしていよいよ散々事前CMで煽っていたアリーナライブの決定、春香のリーダー指名から合宿に突入。

合宿で色々事前に物議を醸したバックダンサー達(ミリオンライブ勢)と合流してレッスンスタート。この辺はミリオン勢も含め大きな違和感も無く、アニメの5話やその後のレッスンシーンを思い出させる感じで安定した内容で安心して見ていられます。

見所シーンは、貴音の岩牡蠣を食べる所wwやその食事で雪歩が後輩達を気遣って株を上げた直後に穴掘って埋まる所ww、早朝のはるちはわっほい、「この変態!ド変態!der変態!変態大人!」から始まる新曲「ラムネ色 青春」をバックにした遊びシーン、小鳥さんの妄想、伊織の志保への言葉、そして合宿最後の765全員での「GO MY WAY!!」等々

最終日の夜にこれまたCMで散々煽っていた赤羽Pがハリウッド研修に行く事になったとの報告。これバックダンサー達が居る場で言っても良いのか?って疑問が少し掠める。しかしその夜の伊織の弱気で素直なデレは新しく新鮮だったww

そして合宿終了から物語が動き始める、ってのがネットで見かける一般的な感想の様なんだが私的にはこの後物語が停滞したって感じた。

アリーナ前哨戦のミニライブで問題が発生したと言うが止め絵だけで表現している上に、その後のバックダンサー達の会話が少なく状況が分り難いのに問題が深刻化して、何故か春香さんと志保が言い合う状況になる。何て言うか製作サイドが今回の映画にミリオン勢を入れた事に遠慮し過ぎて肝心の問題の状況説明がおざなりになって、春香の空回りばかりが強調されてしまった気がする。あと赤羽Pがハリウッドに行くからアイドル達に対応を任せているって設定なんだろうけど、やっぱり問題に対して二人のPが空気過ぎる様な気がした。まぁ律ちゃんの「ていっ」は良いものでしたが・・・

空回りする春香に対して、リーダーとしての自覚を促す伊織や自然体で良いと言う美希は素晴らしい演出だったし、その後のお泊まり会は更に素晴らしい演出でした!雪歩と伊織の家の描写も凄く雰囲気あったし、その中で合宿に続く雪歩の先輩トークがとても頼もしい。

ここでようやくバックメンバー全員の気持ちが表されたのだから、この辺を上手く掘り下げれば可奈だけの問題でなく全体の問題として進められたのにと思うのだが、この後は完全に春香さんと可奈(+多少の志保)の個人対応に突入。

そして私的に最大の疑問になるのだが、春香が家で引き篭りしている筈の可奈に話を聞きに行くだけで良い筈なのに、何でオールスターで雨の中の大捜索なんて話に膨らんでしまったのだろうか?その辺の説明が一切省かれていて非常に気持ち悪い。こんな事言うと察しろよとか言われそうだけど、繋がりが本当に不明でよく分からないのだから仕方ない。その後を盛り上げる為の御都合主義にしか思えなかった。

大捜索の結果いよいよ可奈を追い詰めて橋で挟み撃ち。そしてクライマックス、可奈がフードをとったらデブってました~

・・・

冗談抜きで初回時に椅子からずり落ちましたよ。えっ、それが落ち?何の冗談?ってね・・・

うん女性ましてやアイドルにとって太ると言う事、精神ストレスから来る過食が現実社会で問題になると言うのは分りますよ、分るけど、映画の演出としてこれはないでしょう。絵面を優先したなら安易過ぎるし、先の様な精神的部分まで示そうとしたなら、実際ギャグかと思った人も多数いる様なので製作側の自慰過ぎる。

この後のアリーナ会場の雰囲気とか春香さんの演説は素晴らしく、またそれぞれの反応とかも色々グッと来るものがありました。まぁ時間軸がどうなっているのか不思議に思うところもありましたが。

そしていよいよアリーナライブ本番・・・

7thライブの演出をそのまま再現した舞台、開演前の幕前で待機するアイドル達、そして新曲「M@STERPIECE」一曲フルに使ったステージ!までは良かったのだけど、これでライブシーン終了であれっ?ってなる。

確かに一曲全部の演出は凄いのだけど、ライブが始まったら終わった感じだし、引きで使用しているCGとアップになった時の差の違和感が大きいし、その差を隠す為なのか舞台の広さを表現したいのか、多分その両方だろうけどちょっと酔いそうになる激しいカメラワーク、そしてあれだけダンスが大変だと言っていたバックダンサー達の踊りで印象に残るのがひたすらクラップしている等、特に初回時はTVアニメで感動したライブシーンを上回るものが出てくると思っていたから余計にがっかり感が増しました。

二回目こんなもんだと理解した上でじっくり見ると、小さく映っているシーンで結構ダンサーが動いていたり、色々な表情を見せてくれていたり、細かい動きが沢山用意されていたので、それが分ると面白かったのだが、これを初回時に分れって方がおかしいと思う。

ライブが終わったら直ぐに空港で赤羽Pはハリウッドへ、そしてエンディングロール、で最後に赤羽P帰国・・・何これ?

本当にCMの前フリで散々ハリウッド、ハリウッドって言っていたけどこれじゃフレーバー要素にしかなっていないよ・・・本当に必要だったのハリウッド?


こんな感じでとにかくストーリーが茶番過ぎて嫌でした。世の中感動させる系の話が好きな人も多いらしくそれなりに高評価も良く見かけるのですが、私は感動させる、泣かせる為に誰かを不幸にする演出が大嫌いなので、今回の問題を可奈一人に背負わせた演出は全く評価出来ません。バックダンサー全員が問題を抱えていたのだから、それを765プロメンバーの力を借りて全員で乗り越えれば良かったのにと思います。その様な演出なら春香さんにリーダーの責が掛かっても、その所為で登場シーンが春香さん無双で出番が偏ってもある程度納得できたのでは?とも思います。

ストーリーは茶番でしたが単純に泣かせる話、感動する話が好きな人にとっては気にならないだろうし、それ以外の細かい演出や彼方此方にちりばめられているネタはファンにとってはとても魅力的でした。ただ特定のアイドルが特に好きだと言う方には応援しているアイドルによってはかなり面白くない作品になってしまったのでは?とも思います。台詞は無くても背景でよい表情や、動きなどしているシーンは沢山あるけどやっぱりそれだけで満足しろって言われてもね・・・


超長文な感想でしたが、結論として、誰かが言っていたけどある意味アニメのアイマスらしいアイマスだったからアニマスファンにはお勧め、作品を知らない人にとっては安心して見られる少し感動系としてお勧め出来る作品だと思います。ただ時間が足りなかった様でネット上にも多々作画の間違いやらおかしな点が上げられているので、BD化する際には是非しっかり修正して欲しいものです。出来るならライブシーンに少し追加も・・・

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鉄な話題

さらば「夢の超特急」 44年の歴史に幕 新幹線0系引退へ

子供の頃、そうまだ奈良に住んでいた時分、夏休みに母方の親戚の家に遊びに行くときに乗った0系新幹線、子供で小さかった筈なのに乗り心地があまり良くなかった記憶があり、今一良い印象がない(苦笑)

その後100系、300系と進化して今までとは一線を帰す500系を経て今の主流は700系、更にはN700系がデビューですね。そして何より驚きなのが500系のこだま化!?
500
こんなに早そうで格好良い車両でこだまってありでしょうか?(笑)

消え行くブルトレ…残るは7本 JRダイヤ改正

子供の頃憧れたブルートレイン。結局未だに乗る機会を得ていません。今の時流を鑑みるにこのまま憧れを抱きつつ、それでも乗ることなく廃止されてしまいそうです。

のんびりと列車の旅に出かけたいな~

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にっぽんの現場 「秋葉原年の瀬物語」

と言う番組がさっきまでNHK総合で放送されていた。

NHKらしく無駄に華美にせず電子パーツ屋さん、メイドさん、オーバークロッカー(笑)、美少女ヲタク、竜騎士07さん(爆)、電子工作少年、町内会の方々等を淡々と映像とナレーションで綴っていました。ヲタクにもメイドにも全ての対象に対して好意的な解釈で撮影されており中々良い番組になっていたと思います。

ただ幾ら良い番組になっていてもやっぱりフィギュアや同人誌が映像として映ったり、萌ぇ〜等とテレビの中で話されると目を逸らしたくなる・・・頼むからサブカルチャーはほって置いて欲しい、テレビで紹介されるとそれは以前のそれとは同じ様に見えても全く別物になってしまう。

番組では好意的に映していてくれても、それを見ている人にフィルターがかかっていれば違う色に見えてしまう。そして普通にテレビを見ている圧倒的多数の人達にはあまり良くないイメージのフィルターがかかっていると思うので。

それにしても「ひぐらしのなく頃に」は家族経営!?で作られているとは知らなかった、番組の中で一番驚いた事実だ(笑)

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The PHANTOM of the OPERA

Phantom
オペラ座の怪人を見てきました。

台詞の殆どが歌で驚いた(これがミュージカルの完全映画化ということか?)とか、どうもヒロインのクリスティーナの心の揺れが分からない(ただの優柔不断に見えた)とか、 ヒロインの友達(?)メグ・ジリー役のジェニファー・エリソンがとっても可愛くて主役以上に気になった(苦笑)とか色々突っ込み所もありました。

先に映画を見てからネット上で色々評判を見たのだが、随分評価が割れていますね。その所為か荒れ気味な掲示板やらブログをいくつか見かけました。私は結構長いこの映画途中中だるみっぽい感じや、今ひとつ感情移入が出来ない所もありましたが最後まで楽しめました。ただ翻訳はロードオブザリングで散々批判されたあの方がしてたのですね・・・

絢爛豪華な衣装や舞台、それになによりあの素晴らしい音楽。何度も形を変えて使われるテーマ曲が非常に雰囲気を盛り上げます。

なにより私が気に入ったシーンは仮面舞踏会(マスカレード)
masquerade
とにかく豪華で荘厳で華やかであそこでマスクをつけて踊りたい〜って思ったり(苦笑)このシーンを見ただけでもこの映画を見た甲斐があったなぁって思いました。

あのマスクちょっと欲しいなぁ・・・


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Happy Birthday

to Me!
と言うことで本日はお休みでした。うちの会社誕生日特別休暇という制度があってお休み貰えます。お休みなのはありがたいけど、他の人は当たり前で仕事しているので結局一人で映画を見てきました。

で見てきた映画は「カンフーハッスル」、CMのありえね〜ってのと前の少林サッカーの評判を聞いていたから(実はまだ見ていない)ちょっと期待して行ってきました。

確かにありえね〜は連発しました(笑)ただ思ったより爆笑って感じじゃなかった。ストーリーもちゃんとあるみたいだけど、説明なしに怪しげな拳法をだされても何が何だかよくわからない。どうせ怪しげな拳法をいっぱい出すなら民明書房の解説のようなものを出してくれればよかったのに。

そんな感じでちょっと微妙な作品だなぁと感じた、面白いは確かに面白いんだけどね・・・きっと少林サッカーの方が面白そうなので、今度借りてきて見よう!

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